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【高血圧】高血圧について。原因、症状、診断、治療について簡単にまとめました。

高血圧 未分類
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[chat face=”man3″ name=”男性の口コミ” align=”left” border=”blue” bg=”blue”]健康診断で「高血圧」って言われたけど、病院に行くのが面倒で…[/chat]

[chat face=”woman2″ name=”女性の口コミ” align=”right” border=”red” bg=”red”]血圧ちょっと高いみたいだけど、別に全然症状ないし~~~[/chat]

私の勤める病院の循環器内科の外来には、たくさんこんな方が来ます。

それも、

  • 病院に行くように職場でいわれたから、仕方なく来た…
  • 家族にしつこく言われたから、仕方なく来た…

みたいな方がほとんどで、

[chat face=”man1″ name=”男性の口コミ” align=”left” border=”blue” bg=”blue”]血圧が少し高いといわれて心配になったので受診しました(( ー`дー´)キリッ)[/chat]

という方は本当の少数派です。

 

病院に行くのが面倒な理由はたくさんあります。

  • そもそも病院自体がキライ
  • 待ち時間が耐えられない
  • やたらと混んでるし、お年寄りばかりでイヤ
  • かといって、空いている病院は何となく腕が悪そうでイヤ

など、病院についての根本的な不満もあるのだと思いますが、

 

[chat face=”man1″ name=”男性” align=”left” border=”blue” bg=”blue”]症状もないのに病院なんて行きたくない[/chat]

[chat face=”man3″ name=”男性” align=”left” border=”blue” bg=”blue”]病院に行ったら何をされるのかわからない[/chat]

[chat face=”woman2″ name=”女性” align=”left” border=”red” bg=”red”]高血圧で病院に行ったら、必ず薬を飲まされそうで怖い[/chat]

といった、「高血圧」に対する誤解も理由の一つだと思います。

 

そこで、今回は「高血圧」の原因・症状・診断・治療について、簡単にまとめてみました。

 

 

 

■目次

高血圧とは?

高血圧と診断する基準は、

140/90mmHg以上(病院や健診施設などで測った血圧)

135/85mmHg以上(自宅で測った血圧)

となっています。

【高血圧】血圧の値がどのくらいなら「高血圧」なの?
健康診断で「血圧が高い」といわれた方、 おそらくあなたの職場でも、たくさんいたのではないでしょうか? そのうち、「今すぐ病院に行ってね~」といわれた人もいれば、 「おうちで血圧を測って様子をみてね~」といわれた人もいると思います。 この差は

 

高血圧の原因

高血圧の原因

 

腎臓や副腎など、別の臓器の病気が原因で血圧が上がることがあります。

このように、病気が原因で起こる高血圧のことを「二次性高血圧」と呼んでいます。

 

これ以外の、いわゆる普通の高血圧(「本態性(ほんたいせい)高血圧」)の原因は、ハッキリとはわかっていません。

 

現在分かっているのは

  • 高血圧
  • 脂質異常症
  • 糖尿病
  • 肥満・メタボ
  • タバコ

など、 生活習慣や遺伝が強く影響するということです。

 

高血圧の症状

血圧が高いだけでは、通常は自覚症状はないことがほとんどです。

ときどき

  • 肩こり
  • 軽い頭痛

などを訴える方がいますが、数は多くありません。

 

血圧高値とともにこんな症状がでたら、要注意!

血圧が高い

非常に高い血圧180/120mmHg以上 とともに

  • 頭が痛い
  • 吐く
  • 胸や背中が痛い
  • 呼吸が苦しい
  • けいれん
  • 意識がハッキリしない
  • 手足が動かない

などの症状が激しく出る場合を高血圧緊急症といいます。

 

高血圧緊急症は、命に関わる病気を起こしている場合もありますので、すぐに病院に行くことをお勧めします。

 

参考;高血圧緊急症って知ってますか?すぐに病院に行った方が良い3つのサイン
後日アップ予定

 

高血圧の診断

家庭血圧測定

高血圧と診断する根拠は、基本的には血圧測定です。

 

腎臓などの持病、年齢などによっても異なりますが、

  • 複数回の血圧測定で、診察室血圧>140/90mmHg 以上
  • 家庭血圧の平均が135/85㎜Hg 以上

が高血圧と診断されるめやすです。

 

そのほかに、

  • 二次性高血圧はないか?(原因となった病気を治せば血圧が下がる)
  • 高血圧に伴う合併症(例えば脳卒中など脳の病気、心筋梗塞・心肥大など心臓の病気、慢性腎臓病、動脈硬化性疾患など)がないか?

を調べていくことが大切です。

 

参考;循環器専門医による高血圧の診断手順、教えます。
後日アップ予定

 

高血圧の治療

高血圧の治療[chat face=”woman1″ name=”女性” align=”left” border=”red” bg=”red”]血圧高いけど、ワタシ、全然症状ないんだよね。
なのに、どうして治療を受けなくちゃいけないの?[/chat]

 

高血圧の治療の目的は、症状を取ることではありません。

  • 高血圧によって起こる心臓病や脳卒中、腎臓病など、身体の中の大切な臓器の障害を予防する
  • もしくはもうすでに障害がある方についてはこれ以上進行しないようにする

これらが、高血圧治療の目的です。

したがって、症状があってもなくても高血圧の治療は必要である ということがいえます。

 

高血圧の治療の実際

高血圧の治療のメインは、です。

でも、よほど血圧が高くない限り、すぐに薬を出す、ということはあまりありません。

 

まずは、家で血圧を測ってもらうこと(家庭血圧の確認)、
薬以外の治療(生活習慣の改善)を行います。

 

 

 

まとめ

高血圧」の原因・症状・診断・治療について、簡単にまとめてみました。

詳しくお知りになりたい方は、各記事のリンクを参考にしてみてくださいね。

[box06 title=”医療関係者の方はこちらもどうぞ”]
参考;日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会(編):高血圧治療ガイドライン2014
[/box06]

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