インフルエンザ

【インフルエンザ】インフルエンザの予防接種。その効果と副作用、知っておきたいポイントはココ!

冬になると、毎年インフルエンザが流行します。

 

一度かかると高い熱がでたり、関節の痛み頭痛などでで辛い思いをします。

さらに、「発症した後五日を経過し、かつ、解熱した後二日(幼児では三日)を経過するまで」は出席停止となり学校に行くことができません。
(学校保健安全法で第二種感染症に指定されているため)

 

詳しくは

 

毎年、特にお子さんやお年寄りには、インフルエンザ予防接種をおススメしています。

 

「効く」「打ったけど効かなかった」、などなど色々な噂がありますが、インフルエンザ予防接種は、どんな効果が期待できるのでしょうか?

予想される副作用や、接種の際に気を付けたいポイントと一緒に解説します。

 

インフルエンザの予防接種ってどんなもの?

日本でインフルエンザの予防接種に用いられるインフルエンザワクチンは、「免疫」と呼ばれる仕組みを利用しています。

 

免疫」とは体内に入った異物と戦うための、身体の防御機構のことです。

 

インフルエンザウイルスから病原性だけを消した成分を利用して、身体にインフルエンザウイルスと戦う準備をさせるのが、インフルエンザワクチンの役割です。

 

インフルエンザワクチンについての豆知識

 

現在日本で利用されているインフルエンザワクチンは「不活化ワクチン」と呼ばれるものです。

不活化ワクチン」とは、インフルエンザウイルス株をニワトリの卵の中で育て、その成分を取り出して、感染しないような処置を施したものです。

 

どのインフルエンザウイルス株のワクチンを作るかは、毎年厚生労働省が指定します。

 

2015年から、これまでの3種類のウイルス株が含まれた3価ワクチンから、

  • インフルエンザA(H1N1)亜型(インフルエンザ(H1N1)2009)と同じ亜型)
  • A/H3N2亜型(いわゆるA香港型)
  • B型(山形系統)
  • B型(ビクトリア系統)

の4種類が含まれたワクチン(4価ワクチン)に変更になり、より広いウイルス株の流行に対応できるようになっています。

 

ちなみに、今年どの株のインフルエンザウイルスが選ばれたかは、
国立感染症研究所の2017/2018シーズンウイルス株のページに詳しく記載があります。

平成29年度(2017/18シーズン)インフルエンザワクチン株の選定経緯

 

★平成29年にインフルエンザワクチンの供給が遅れていたわけ

厚生労働省は、毎年と同じように、
より効果の見込めるウイルス株を選んだとのことでしたが、
卵の中でウイルスがうまく増えなかったことにより
インフルエンザワクチンが不足する事態となりました。

それを受けて、途中から昨年度と同じ株での生産に変更したため、
少しずつワクチンが医療機関にいきわたるようになってきています。

 

 

インフルエンザの予防接種、どんな効果があるの?

インフルエンザの予防接種は、残念ながら発症を100%予防することはできません。

 

その効果は、その年にどんなウイルス株が流行するかによって大きく異なります。

 

事前の予想通りのウイルス株が流行した場合

予防接種のウイルス株と流行したウイルス株が一致した場合、65歳未満の健康な成人では、インフルエンザの発症を70~90%予防できるとされています。

 

インフルエンザウイルスの型によっても効果は異なり、A型の場合は80%程度B型でも50%程度の発症予防効果が期待できます。

 

65歳以上の高齢者や持病を持っている方の場合は、発症を予防できる確率は少し落ちます。

それでも、発症した場合に重症化する確率を50~60%、死亡する確率を80%減らす効果が期待できるとする研究結果があります。

 

事前の予想と実際に流行したウイルス株が異なる場合

予防接種のウイルス株と流行したウイルス株が一致しなかった場合は、発症予防の効果はあまり期待できません。

それでも、重症化および死亡を防ぐ効果はあるとされています。

 

インフルエンザの予防接種、副作用にはどんなものがあるの?

インフルエンザの予防接種で一番良くみられる副作用(副反応)は、注射部位の痛みや発赤、腫れです。

これは予防接種を受けた方の10~20%に起こりますが、大抵は何もしなくても数日で良くなります。

 

5~10%発熱・悪寒・頭痛・倦怠感などの全身性の症状がおこりますが、これも2~3日で良くなります。

 

数は少ないものの重篤な副作用として、アレルギーギラン・バレー症候群(GBS : Guillain-Barr syndrome)が知られています。

 

インフルエンザの予防接種で、どうしてアレルギーが起こるのか。

アレルギーの原因として最も多いのは、ワクチン製造過程で使用される鶏卵(にわとりのたまご)です。

鶏卵アレルギーの方がインフルエンザワクチンを受けた場合、アナフィラキシーショックを起こして命に関わることがあります。

 

といっても、鶏卵アレルギーの方は全員インフルエンザワクチンが受けられない、ということではありません。

病状によっては、通常1回(もしくは2回)接種のところ、3~5回に分割して接種するということもあり得ます。

 

アレルギーの主治医の先生とよく相談してから予防接種を受けましょう。

 

ギラン・バレー症候群(GBS : Guillain-Barr syndrome)について知る

GBSは、下肢から始まる左右対称性の運動麻痺が急に起こる神経疾患です。

重症の場合は呼吸筋まで侵され、呼吸困難となります。

 

発症から1~2週間が症状のピークであり、多くは数か月以内に自然治癒しますが、20%あまりの症例で後遺症が残るといわれています。

 

インフルエンザワクチン後の発症率は10万分の1程度です。

 

厚生労働省によると、インフルエンザワクチン接種後の死亡例は、2009年10月から2014年12月までの間に12例報告されています。

ですが予防接種と明らかな関係があると証明された症例はなく、ほとんどすべての方が重い持病を持つ高齢者でした。

 

インフルエンザの予防接種を受けるときに気を付けたいこと

インフルエンザワクチンは、12月中旬までに受けることが望ましい。

接種されたインフルエンザワクチンが効果を発揮するまでには2~3週間かかります。

そして、効果の持続期間はおおよそ5か月程度とされています。

 

ですので、流行期に確実に効果が出るようにするには、遅くとも12月中旬頃までに接種をすることをお勧めします。

 

インフルエンザワクチンは、1回打てばよいのか?2回打つ必要があるのか?

13歳以上の場合は1回の接種で十分な効果が期待できます。

ところが13歳未満の場合は、身体の中で造られる抗体量が少ないことがあり、2回接種が望ましいとされています。

 

2回接種の場合は4週間以上間隔を開けることになっていますので、接種スケジュールを早めに検討する必要があります。

 

鶏卵アレルギーの方は要注意。

明らかな鶏卵アレルギーをお持ちの方の場合は、ワクチンに含まれる卵成分によるアナフィラキシーの可能性があります。
接種可能かどうか医師の判断を仰ぎましょう。

 

まとめ

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる感染症です。

インフルエンザの発症を防ぐ、もしくはかかった場合に重症化するのを防ぐために、特にお子さまや持病をお持ちのお年寄りは12月中旬までにインフルエンザワクチンを受けると良いでしょう。

 

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