こんにちは☀こうままです。 お越しいただき、本当にありがとうございます(“▽”*)
最近、週末および木曜日(ジテツウ日!)になると天気が悪く、自転車に乗れず淋しい日々を送っています。
ついでに、子どもの部活の試合を見に行ったら雨に降られ、風邪を引いて数日寝込む羽目になりました…
トレーニングも1回お休みすることになり、ちょっと減っていた体重も逆戻り…
切ない感じの6月です。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
私は、仕方ないので本を読んでいます。
この場合、当然、自転車関係本です。
今回読んだのはこちら。
モデルの日向涼子さんが書かれた本です。
日向涼子さんは、現役のモデルでありながら、数々のヒルクライムレースに出場し、男性顔負けの戦績を残されているというスーパーウーマンです。
「ロードバイク入門」というよりは、どちらかというと日向さんの自伝&ヒルクライム入門に近い感じの内容です。
もともとは自転車と全く縁がなかった日向さん。
ところが、モデルの仕事の現場で出会ったヘアメイクさんが自転車で激やせ(半年で10㎏!これはこれでスゴイ)したと聞き、ついクロスバイクを衝動買いしてしまったとのこと。
なんだか、始まりは私たちと同じ感じで非常に好感が持てます。
その後、クロスバイクにはまり、ちょっとずつ距離を伸ばし、クロスバイクに乗るために早朝早起きをする生活にシフトし、走っているうちにロードバイクがほしくなり…といったことが、赤裸々に書かれています。
普通の方と違うのは、モデルさんなので「自転車乗れるモデルです!お仕事ください!」というような売り込みをしたところ、某自転車雑誌の連載が決まった、というくらいでしょうか。
そこから、ヒルクライムレースを知り、レースにのめりこんでいくところが詳細に書かれています。
本自体の文調は、ご本人のキャラなのか、非常に緩い感じです。
新書を読みなれていない方でもスイスイ読めると思います。
パンクの処理などの初心者丸出しのエピソードも満載で、思わず読みながら「ある、ある!」なんてうなずいてしまいました。
そして、緩い雰囲気をさらに盛り上げるのが、ご本人直筆のイラストたち。
率直に言って、イラストの出来は微妙です。
Amazonのレビュワーの方の中には気を遣ってか、「ヘタウマ」という表現をされていた方がいましたが、「ヘタウマ」というレベルには達していないと思われます。
ただ、何とも言えない味があるのです。
このイラストたちがなければ、ただの「モデルの自慢話の新書」で終わるところが、御本人の性格がにじみ出た「ヘタウマ」なイラストたちの威力で「ホンワカ自伝系」に昇華しています。
現役モデルさんなので、スタイルも抜群!
何か学生時代にガチでスポーツをしていたとか、もともとスポーツ万能を思わせるようなエピソードはなさそうで、職業柄、ピラティスやヨガで体幹はかなり鍛えてあったくらいのスポーツ経験とのこと。
それで、男性に負けず坂を登っていくなんて、すごい!
私も、坂を登りたくなりました。
家の近くにちょうど激坂、ありますしね。
ちなみに…
新書版とkindle版が刊行されています。
荷物が重くなるのが嫌なので、私はいつもkindle版で購入し、iPhoneのkindleアプリで読んでいます。
本はやっぱり紙!という方も、電子書籍派の方も、両方楽しめてよいですよね。